トヨタコネクティッド株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:山本圭司、以下トヨタコネクティッド)は、客員起業家制度(EIR:Entrepreneur in Residence)をモデルとした新規事業創出プログラム 「iii(呼称:アイズ)」のフェーズ1を終了しました。本プログラムは、事業アイデアを持つ外部人材を募集し、選考段階から事業計画を共創する“事業持ち込み型”の新たな採用・事業創出モデルです。「iii」は単なる採用施策ではありません。創立25年を迎えたトヨタコネクティッドが、次の25年、そして100年を目指す企業へ進化するために必要な“企業耐力”――その中核である「生命力」と「粘り強さ」を拡張する挑戦です。フェーズ1では60件以上の応募があり、最終ピッチには3名が進出。うち1名をフェーズ1通過者として選出しました。

世界標準のEIRモデルを、トヨタコネクティッドに合う形に

EIR(Entrepreneur in Residence)はグローバルテック企業や、Andreessen Horowitz、Sequoia Capitalといった世界有数の投資会社で採用されている仕組みで、起業家を一定期間受け入れ、新規事業やスタートアップを創出するモデルとして海外では広く浸透しています。
トヨタコネクティッドの「iii」は、この世界標準のEIRモデルを踏まえ、以下の3点において独自の設計を行いました。
1)外部起業家の受け入れを前提としたEIRモデルの導入
2)採用プロセスと事業創出プロセスの統合
3)2年以内の事業化を見据えた実行コミット
単なる“受け入れ型”にとどまらず、選考段階から事業計画を共創し、採用と事業化までを見据えるハイブリッド型の仕組みとすることで、構想から実装までのスピードを高めました。世界標準を取り入れながら、トヨタコネクティッドに適合させた実践モデルとして、持続的な事業創出の基盤構築を目指します。
背景:事業創出の仕組みそのものを変える挑戦
トヨタコネクティッドでは2019年に先行企画部を発足し、試験研究制度を活用して技術検証および事業開発を推進してきました。これまでの取り組みで得られた知見を踏まえ、より事業化スピードを高める仕組みとして設計されたのが「iii」です。大企業における新規事業創出の難しさと、即戦力となる事業人材の獲得。この二つのテーマを同時に前進させる仕組みとして、本プログラムをトライアル実施しました。「iii」の特徴:採用と事業創出を一体化

「iii」はinnovative impact initiativeの頭文字を取った名称で、設計コンセプトは「タノシイはタダシイ」。挑戦を楽しめる環境こそが、正しい事業創出につながるという考えを表しています。 2025年9月14日から11月2日まで応募期間をもうけ、選考を経て2026年2月25日に最終ピッチを実施しました。本プログラムの最大の特徴は、選考そのものを新規事業創出プロセスに変えた点にあります。 フェーズ1では、応募者が持ち込んだ事業アイデアを当社メンバーと共にブラッシュアップし、市場性・実現可能性・当社とのシナジーを検証。単なる評価ではなく、事業計画を共に創り上げるプロセスを重視しました。従来の書類・面接中心の採用とは異なり、事業構想力・実行力・当社文化との親和性を、実践を通じて見極める設計としています。
「iii」プロジェクト責任者・推進者コメント
プロジェクト責任者・先行企画部新規ビジネス推進室 GM 稲岡治
「困難な状況でもやり遂げる粘り強さと、未知に挑む好奇心。それがトヨタコネクティッドらしさだと私たちは考えています。「iii」は、その企業文化に外部の起業家精神を掛け合わせる挑戦です。事業創出を“特別な人のもの”にするのではなく、挑戦が循環する仕組みをつくること。その第一歩が今回のトライアルです。社内外の挑戦をつなぎ、持続的に新しい価値が生まれる文化を育てていきたいと考えています。」
プロジェクト推進者・先行企画部ビジネスインキュベーション室 岡愛摘
「応募者の『かなえたい』を起点に、弊社の知見やアセットを持ち寄り、選考プロセスそのものを共創の場にしました。議論で終わらせず、次の検証アクションまで具体化できたのが成果です。社内の巻き込みを強め、2年以内の事業化を加速します。」

「iii」プロジェクト参考記事:
あなたはどのタイプ?あなたに向いてる「事業化までの道のり」 ~ 経営者・事業責任者になるまでの選択肢 ~レポート
客員起業家制度(EIR)でひらく第三の道 -- GOB × トヨタコネクティッド オンラインセミナー レポート
今回「iii」プロジェクトを企画・進行した先行企画部の紹介ページはこちらです。ぜひご覧ください。
HP:https://toyotaconnected.co.jp/advanced_planning/
note:https://note.com/tc_adv
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ









