バイアスロン女子7・5キロ立位で獲得した金メダルを胸に、涙ぐむウクライナのオレクサンドラ・コノノワ=7日、イタリア・テーゼロ(共同)
 ノルディックスキー距離混合10キロリレーで銀メダルを獲得し、国旗を掲げるオレクサンドラ・コノノワ(左から2人目)らウクライナ選手=14日、イタリア・テーゼロ(共同)
 金メダルを獲得したバイアスロン女子7・5キロ立位の表彰台で、ポーズをとるウクライナのオレクサンドラ・コノノワ(中央)=7日、テーゼロ

 【テーゼロ共同】「毎日生き延びることを考えながら練習した」。ミラノ冬季パラのバイアスロンなどで金を含むメダル4個を取ったコノノワ(35)は、2児の母として砲撃の恐怖の中でトレーニングした。

 IPCによると、幼い頃の骨髄炎で右腕に発育障害が残った。バンクーバー、ソチ大会でも金メダル。パラアスリートと結婚し、子育てしながら競技を続ける。砲撃の度に廊下や地下室で過ごし、ストレスと恐怖で眠れない日も多い。

 今大会、表彰台に上る際にIPCの指示で「戦争を止めろ」と書かれたイヤリングを外すよう求められた。観客席からウクライナ国旗が撤去されたが「ウクライナが存在することを世界に知ってほしい」と強調した。