【ブダペスト共同】ハンガリーで4月12日に実施される議会(一院制、定数199)総選挙を前に、首都ブダペストで15日、与野党の支持者による大規模な行進や集会が開かれた。世論調査ではオルバン首相の与党の右派「フィデス・ハンガリー市民連盟」が劣勢で、16年ぶりの政権交代が現実味を帯びている。

 フィデスに対抗するのは新興野党の中道右派「ティサ(尊重と自由)」。オルバン政権の利権構造や経済政策を批判し、欧州連合(EU)との関係改善を主張している。若者を中心に熱烈な支持を集めている。

 ティサ支持者の医師ケレルマイヤー・アンナさん(26)は「フィデスに対抗できるのはティサだけだ。変革が期待できる」と語った。