地下鉄サリン事件から31年となり、東京メトロ霞ケ関駅で献花に向かう遺族の高橋シズヱさん(手前)=20日午前、東京都千代田区
 地下鉄サリン事件から31年となり、東京メトロ霞ケ関駅で黙とうする駅員ら=20日午前8時10分、東京都千代田区(代表撮影)

 14人が死亡、6千人以上が重軽症を負ったオウム真理教による地下鉄サリン事件から31年となった20日、多数の被害者が出た東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)に献花台が設けられ、同駅助役だった夫を亡くした高橋シズヱさん(79)らが花を手向けた。事件の発生時刻に合わせて駅員らが黙とうした。

 高橋さんは「遺族や被害者はまだ苦しめられている。事件のひどさが長引いていると、30年以上たってもひしひしと感じる」と話した。

 オウム真理教による一連の事件では、松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=を含む13人の死刑が確定し、2018年7月に執行された。公安調査庁によると、教団は三つの後継団体に分かれるなどして活動を続けている。