詐欺事件の被害金を引き出したとして、警視庁犯罪収益対策課は24日、詐欺と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で横浜市の弁護士高田康章容疑者(47)を逮捕した。同課は、副業のあっせんをかたるサイトを運営する詐欺グループのメンバーとみており、グループによる被害は計約53億円に上ると説明した。

 同じ容疑で、千葉県市川市の職業不詳鈴木一樹容疑者(50)も逮捕した。

 逮捕容疑は2023年9〜12月、音楽教室運営会社名義の口座に入った現金が、客が払った正当なレッスン料だとする偽の書面を神奈川県の信用金庫に提出し、口座を解約して約58万円をだまし取った疑い。口座は犯罪に使われたとして、引き出せないよう「凍結」されていた。