【ワシントン共同】米国防総省のナンバー3、コルビー政策担当次官は24日、インドのニューデリーで講演し、軍備拡大を進める中国の抑止を念頭に、米印の防衛協力を進める考えを強調した。「平和と安定はルールに基づく国際秩序といった抽象概念の上ではなく、力と理性、現実的な協力関係の上に築かれる」と主張した。国防総省が発表した。

 コルビー氏は、中国の台頭などを踏まえ「歴史上、地政学的転換が起きる時は危険で、今はその時期だ」と強調。インド太平洋で「有利で安定した勢力均衡」を維持するため、インドとのパートナーシップを築くと表明した。

 軍事面では長射程の精密打撃能力や、対潜水艦戦闘能力の向上の分野で協力を進める考えを示した。