【ネピドー共同】ミャンマー連邦議会は3日、大統領に軍事政権トップのミンアウンフライン前国軍総司令官を選出した。民主派指導者アウンサンスーチー氏を含む主要な民主派を排除して強行した総選挙を経て「民政移管」を演出するが、実態は変わらず、2021年のクーデターで成立した軍政による実質的な支配継続が固まった。
今後、ミンアウンフライン氏が組閣や就任宣誓し、今月上旬にも新たな親軍政権が発足する。大統領は国家元首として行政権を統括し外交などの幅広い分野で権限を行使できる。
ミンアウンフライン氏はスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が大勝した20年の総選挙に「不正」があったと主張し、21年にスーチー氏の民主政権を転覆させ全権を掌握。25年12月〜26年1月に民主派を排除したやり直し総選挙を強行した。





