「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の開幕を前に「お練り」で顔見せする中村雀右衛門さん=9日午後、香川県琴平町

 毎春恒例の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が10日に開幕するのを前に、出演者が顔見せする「お練り」が9日、香川県琴平町で開かれた。中村雀右衛門さんや尾上松緑さんら看板役者が人力車で登場、のぼりが立ち並ぶ金刀比羅宮の表参道をにぎにぎしく回った。

 表参道の広場に設けられた特設舞台で、雀右衛門さんが「ご覧いただいた方の心に残る舞台を務めたい」とあいさつ。周囲に詰めかけた観客が「京屋」や「音羽屋」と屋号で呼びかけ、会場は熱気に包まれた。

 こんぴら歌舞伎は、現存する日本最古の芝居小屋「旧金毘羅大芝居」(金丸座)で10〜26日に開催。映画「国宝」で話題となった歌舞伎舞踊「鷺娘」など4演目を上演する。