【シンガポール共同】アジア開発銀行(ADB)は10日、中東情勢を受け、日本など一部先進国を除くアジア太平洋地域の2026年の経済成長率が25年から鈍化した5・1%になる見通しだと発表した。27年も5・1%に据え置いた。紛争が長期化し今年第3四半期まで続いた場合は、26年に4・7%、27年は4・8%となる下振れリスクがあるとした。

 エネルギー価格高騰に加え、ホルムズ海峡封鎖による輸送の混乱で農業や半導体生産にも影響が出る可能性があると分析した。25年の成長率は5・4%で、24年の5・3%に比べ上昇した。

 地域別の26年成長率は東アジアが4・6%の見込み。うち中国は個人消費低迷などで4・6%にとどまると予測した。