1〜3月の訪日客消費額は四半期として過去3番目の高水準となり、好調を維持した。円安を背景にアジアや欧米からの旅行客が順調に伸びた。ただ、中東情勢の混乱で原油高が進み、航空運賃が高騰するなど、国内観光業界の先行きには懸念材料が多い。
古い町並みが欧州客に人気の岐阜県高山市。米イスラエルとイランの戦闘が2月末に始まって以降、中東発の航空便の欠航が続出するなどしたため、外国人客による宿泊予約のキャンセルが急増した。
飛騨高山旅館ホテル協同組合によると、3〜4月に欧州、中東客のキャンセルは約2300件に上った。中畑稔常務理事はキャンセルの痛手だけでなく「原油高による光熱費高騰も気がかりだ」と声を落とす。






