ベセント米財務長官

 【ワシントン共同】ベセント米財務長官は15日の記者会見で、ロシアとイランに対する制裁の緩和措置を延長しないと表明した。ホルムズ海峡の事実上の封鎖で上昇した原油価格を抑えるため、3月から一時的に、両国産の原油購入を各国に認めていた。

 ロシアは原油収入をウクライナ侵攻の戦費の源泉としており、制裁緩和はロシアを利するとして反発する声があった。ベセント氏は会見で、緩和せずに原油価格が足元の水準を大幅に上回っていれば「ロシアはもっと多くの利益を得ていただろう」と主張した。

 対ロシアの制裁緩和の期限は今月11日だった。対イランは19日に期限を迎える。