磐越自動車道のマイクロバス事故に関し、記者会見する蒲原鉄道の茂野一弘社長=6日午後、新潟県五泉市

 福島県郡山市の磐越自動車道のマイクロバス事故で、新潟県五泉市のバス運行会社「蒲原鉄道」の茂野一弘社長らが6日夜、本社で記者会見を開いた。生徒1人が死亡した新潟市の北越高側から依頼され、同社の営業担当が同社名義でレンタカーのバスを手配したと明らかにした。

 社長らによると、事故を起こした運転手と営業担当に直接の面識はなく、営業担当が知人を介して依頼し、事故歴などは把握していなかった。バスのレンタルの際は、運転手本人の免許証ではなく営業担当の物を提示していた。これまでにも複数回、営業担当の免許証を提示したケースがあったという。

 多くの報道陣が詰めかけた中、茂野社長は「非常に悲しい出来事。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、けがされた方は早く回復していただきたいと思っている」と述べた。1時間半ほどに及んだ会見では憔悴した表情を浮かべ、回答に窮する場面もあった。

 蒲原鉄道のホームページによると同社は1922年設立。「路線バスや観光バスの運行を中心とした会社」としている。