自転車の施錠を呼びかける横断幕=大垣市林町、アクアウォーク大垣

 相次ぐ自転車の盗難被害を防ごうと、岐阜県警生活安全総務課と大垣署は、漫画「金色(こんじき)のガッシュ!!」とコラボレーションした横断幕を、大垣市林町の商業施設「アクアウォーク大垣」の駐輪場に設置した。施設では高校生らが利用する放課後や休日に盗難被害が多発しており、生徒らが駐輪場などで利用者に盗難への注意を呼びかけた。

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 県警によると、県内で昨年発生した自転車盗難の認知件数は1875件で、前年と比べて245件増加。高校生の被害は3割以上の634件で、そのうち無施錠が525件と8割を超えた。

 横断幕は4枚。岐阜市で活動する漫画家、雷句(らいく)誠さんの代表作「金色のガッシュ!!」のキャラクター「ガッシュ・ベル」が「いつも鍵をかけてくれてありがとうなのだ!!」と施錠を呼びかけている。当日は警察官や西濃地域のMSリーダーズら約30人が参加し、施設東側の駐輪場に横断幕を掲げたほか、枠からはみ出している自転車を整理したり、無施錠の自転車に防犯タグを取り付けたりして注意喚起した。

 西濃桃李高校3年の濱嶋菜々子さん(17)は「盗難件数の多さに驚いた。防止のために日頃から鍵をかけるようにしたい」と話した。今後は、県内の商業施設や駅の駐輪場にも県警が同様の横断幕を設置する予定で、県警生活安全総務課の足立佑貴課長補佐は「無施錠の被害がほとんど。生徒や学生には学校の駐輪場から施錠の習慣をつけてほしい」と呼びかけていた。

(西垣剛大)