永平寺の貫首に就任した羽仁素道氏(左)、貫首を退任した南沢道人氏(いずれも大本山永平寺提供)

 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)は8日までに、南沢道人貫首(98)が退任し、後任に羽仁素道副貫首(91)が就任したと明らかにした。ともに4月29日付。

 永平寺によると、南沢氏は長野県出身。2008年に副貫首、20年に貫首に就任したが、健康面の不安を理由に辞意を表明した。24年1月から2年間、曹洞宗の宗派トップである管長も務めた。羽仁氏は群馬県出身。

 曹洞宗宗務庁(東京都港区)によると、永平寺の貫首に任期はなく、貫首が引退した場合は副貫首が後を継ぐ。曹洞宗管長は二大本山の永平寺と総持寺(横浜市)の貫首が2年ごとに交代で務めている。