記者会見で謝罪し、頭を下げる兵庫県尼崎市国保年金課の中川真史課長(右)ら=8日午後、市役所

 兵庫県尼崎市は8日、国民健康保険の高額療養費制度に基づく一部世帯への支給額について、長年にわたる算定ミスが発覚したと発表した。正確な状況は調査中としているが、現時点で1万3800件程度が対象となる可能性があり、2200世帯に計約3900万円を追加支給する見通しとしている。

 市によると、ミスがあったのは乳幼児や重度障害者など福祉医療費の受給者がいる一部世帯。市は昨年、国が定める新たな事務処理システムへの移行を終えており、その後の確認作業で、移行前の旧システムでの算定に誤りがあると判明した。

 高額療養費制度と福祉医療費助成制度を併用する場合の算定方法について、制度解釈が誤っていたという。