全般気象解説情報(台風第6号)(第10報)
2026年6月1日23時25分
気象庁発表
台風第6号は、2日昼前にかけて沖縄地方から奄美地方にかなり接近して北上し、進路を次第に東よりに変えながら、2日夜にかけて九州南部にかなり接近する見込みです。3日には暴風域を伴ったまま西日本から東日本の太平洋側に接近するおそれがあります。南西諸島では2日にかけて、西日本では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、暴風、うねりを伴う高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。九州南部・奄美地方では、今後線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
台風第6号は、1日22時には那覇市の北約90キロにあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで中心の東側185キロ以内と西側150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 台風は、2日昼前にかけて沖縄地方から奄美地方をかなり接近して北上し、進路を次第に東よりに変えながら、2日夜にかけて九州南部にかなり接近する見込みです。3日には本州の南岸を東北東へ進み、暴風域を伴ったまま西日本から東日本の太平洋側に接近するおそれがあります。 また、前線が九州南部から日本の南にのびており、台風とともに北上する見込みです。 台風本体と前線の影響で、断続的に猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、南西諸島、西日本と東日本太平洋側の南から南東に開けた山沿いを中心に、総降水量が多くなる見込みです。 発達した雨雲が中心から離れた北側や東側にあることから、台風の中心から離れていても雨が強まり、また、中心付近以外でも風が非常に強く吹くおそれがあります。
[風の予想]
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、猛烈な風が吹く見込みです。
2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
近畿地方 23メートル(35メートル)
中国地方 20メートル(30メートル)
四国地方 30メートル(45メートル)
九州北部地方 25メートル(35メートル)
九州南部・奄美地方 30メートル(45メートル)
沖縄地方 30メートル(45メートル)
3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
近畿地方 30メートル(45メートル)
中国地方 20メートル(30メートル)
四国地方 30メートル(45メートル)
東北地方 20メートル(30メートル)
関東甲信地方 30メートル(40メートル)
東海地方 30メートル(40メートル)
[波の予想]
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、うねりを伴って波が高くなり、猛烈なしけとなる見込みです。
2日に予想される波の高さ
近畿地方 6メートル うねりを伴う
四国地方 8メートル うねりを伴う
九州北部地方 6メートル うねりを伴う
九州南部・奄美地方 10メートル うねりを伴う
沖縄地方 9メートル うねりを伴う
3日に予想される波の高さ
近畿地方 9メートル うねりを伴う
四国地方 8メートル うねりを伴う
九州北部地方 5メートル うねりを伴う
九州南部・奄美地方 5メートル うねりを伴う
東北地方 6メートル うねりを伴う
関東甲信地方 10メートル うねりを伴う
東海地方 8メートル うねりを伴う
[雨の予想]
南西諸島、西日本、東日本太平洋側では、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。
2日0時から3日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東海地方 200ミリ
近畿地方 200ミリ
中国地方 100ミリ
四国地方 250ミリ
九州北部地方 250ミリ
九州南部・奄美地方 300ミリ
沖縄地方 80ミリ
その後、3日0時から4日0時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東海地方 300ミリ
近畿地方 200ミリ
中国地方 60ミリ
四国地方 150ミリ
東北地方 120ミリ
関東甲信地方 300ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[防災事項]
南西諸島、西日本太平洋側、東日本太平洋側では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く見込みです。南西諸島では2日にかけて、西日本太平洋側では2日から3日にかけて、東日本太平洋側では3日は、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒し、うねりを伴う高波にも厳重に警戒してください。東北地方太平洋側では3日は、暴風やうねりを伴った高波に警戒してください。 南西諸島では2日にかけて、西日本では2日から3日にかけて、東日本では3日は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。東北地方太平洋側では3日から4日頃にかけて注意・警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 九州北部地方では2日は、海岸や河口付近の低地での高潮による浸水や冠水に注意・警戒してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第6号)」は、2日5時頃に発表する予定です。






