大阪地検特捜部が捜査した業務上横領無罪事件で違法な取り調べをしたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元特捜部の検事田渕大輔被告(54)の審判で検察官役を務める山口昌之指定弁護士らが2日、記者会見を開いた。取り調べの違法性を立証するため当時の映像を証拠請求する予定で、7月15日の第2回公判の法廷で1時間15分程度再生される見通しだとした。

 大阪市内で開いた会見には他の指定弁護士2人も出席。審判に向けた補充捜査で田渕検事のメール記録などを収集し、事件の捜査に関わった検察官や検察事務官ら延べ数十人を聴取したと明らかにした。

 事件では不動産会社プレサンスコーポレーションの山岸忍元社長(63)の無罪が確定。