宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2日、IHI傘下のIHIエアロスペース(群馬県富岡市)の競争入札参加資格を5カ月間停止すると発表した。発注したH3ロケットの部品製造に使う専用装置の保全契約を巡り、作業未了なのに完了したとする虚偽報告が繰り返されていた。契約上の納期を過ぎた後、部品を使うまでには作業を終えており、部品の品質に影響はなかったと判断した。
JAXAによると、この装置はロケットに搭載した衛星を軌道に乗せるための機材などの製造で必要になる。昨年12月、虚偽報告に関して説明を受けたという。IHIによると、これまで調査した2016年以降の契約438件のうち、14件で同様の契約不履行が確認された。








