国会議事堂

 自民党と日本維新の会は24日、衆院議員定数削減法案を衆院に共同提出した。衆院議長の下の与野党協議会で選挙制度改革と定数削減を検討し、法施行から1年以内に結論が出なければ比例代表45議席を自動的に削減する内容。野党は衆院政治改革特別委員会での審議入りに反対しており、法案の取り扱いを巡って与野党対立が予想される。7月17日が会期末となる今国会での成立は見通せない。

 維新の藤田文武共同代表は記者会見で、法案審議を巡り「早い段階で仕上げ、参院に送付できるよう取り組む」と強調した。中道改革連合の重徳和彦国対委員長は記者団に「審議に付する話ではない。野党が結束し徹底的に反対する」と述べた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「与野党の丁寧な合意形成を要請したい」と強調。与党が審議入りを強行すれば、皇族数確保に関する皇室典範改正案の審議にも影響が出かねないとの認識を示した。

 公明党の竹谷とし子代表は党会合で「新興政党の参入を阻止し、民主主義の根幹である選挙制度をゆがめる。多様な民意を切り捨てる悪法だ」と非難した。