少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は帝京大学可児高校(可児市)の加藤昭二統括校長(70)です。帝京大学(本部・東京)の付属高校として安定した進学ルートを持ちながら、私立ならではの充実した体制で難関大学への受験もバックアップ。サッカー、野球などスポーツでも存在感を示しています。2022年には岐阜県の高校として初めて国際バカロレア(IB)認定校となり、世界を舞台に活躍できる人材の育成に力を注いでいます。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

帝京大学可児高校=可児市桂ケ丘(提供)
 帝京大学可児高校 所在地は可児市桂ケ丘。帝京大学付属の私立普通科高校。1988年に中高一貫校としてスタートし、2012年には小学校も開校。

 ―特色は。

 1988年に帝京大学付属の中高一貫校として開校し、2027年度に40周年を迎える。2012年には小学校も開校し、12年間の一貫教育が可能となった。生徒数は中・高の計57人でスタートしたが、現在は小・中・高合わせて900人規模となっている。

 付属高校として帝京大学グループへの強い進学ルートがありながらも、多くの生徒が国公立や難関私立大学を目指し、卒業生のおよそ90%が四年制大学へ進む。

 特長の一つは文武両道。文化系を含めて16の部活動があり、サッカー、水泳、硬式野球は強化指定部となっている。水泳はスイミングスクールのコパン(本社・多治見市)と提携、サッカーと硬式野球は人工芝の練習場を備え、日々練習に励んでいる。強化指定部用の寮もある。

 サッカーワールドカップ北中米大会の日本代表に、岐阜県出身者として初めて選ばれた鈴木淳之介選手は本校の卒業生。中学のサッカー部は2013年に全国制覇を果たすなど、中・高ともに全国大会常連校となっており、着実にレベルアップしていると感じる。

加藤昭二統括校長
 かとう・しょうじ 県立高校教諭、教頭、県教委を経て、羽島高、斐太高、関高の校長を歴任。2016年度から帝京大学可児高等学校中学校の校長を務め、26年度から小学校も含む学園全体の統括を担う。後任の校長には内田勝氏が就いた。
 

 もう一つの特長が国際教育だ。...