気象庁

 25日午前7時半ごろ、青森県階上町で震度6強の地震があった。同県八戸市では震度6弱を観測した。気象庁によると、震源地は岩手県沖で、震源の深さは44キロ。地震の規模はマグニチュード(M)7・2。日本沿岸で、若干の海面変動の恐れはあるが、津波による被害の心配はない。

 気象庁は、より大きな地震への注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」は発表しなかった。規模を精査した結果、注意情報を出すかどうかの判断に用いる「モーメントマグニチュード」が6・8で、発表基準の7・0以上を満たさなかった。

 気象庁は25日午前に記者会見し、今後約1週間は、最大震度6強程度の地震に注意するよう呼びかけた。揺れの強かった地域では、家屋倒壊や土砂災害の危険が高まっているとしている。

 階上町、八戸市の地元消防によると、両市町で男女計4人がけがをし、救急搬送された。いずれも軽傷とみられる。

 青森県の東通原発と宮城県の女川原発、六ケ所村の核燃料サイクル施設と、むつ市の中間貯蔵施設に異常は確認されていない。