証券取引等監視委員会が入る中央合同庁舎7号館=東京・霞が関

 米金融大手ゴールドマン・サックス海外子会社に務めていた外国籍の30代男性が、同社日本法人の情報を基にインサイダー取引をしたとして、証券取引等監視委員会は26日、金融商品取引法違反の疑いで、課徴金1899万円を納付させるよう金融庁に勧告した。

 監視委によると、元社員の男性は、2021年9月の道路舗装大手NIPPO(東京)の株式公開買い付け(TOB)を巡り、日本法人の複数の従業員から、ゴールドマンが買い付けをするとの情報を受け取った。

 その上で同年8〜9月、親族名義の証券口座で約6027万円分を買い付け、TOB実施の公表後に全て売却。約1800万円の利得を得た。