杉山幹夫氏

 岐阜市は26日、岐阜新聞社最高顧問の杉山幹夫氏(98)を名誉市民として推挙することを明らかにした。29日の市議会定例会で関連議案を提出し、柴橋正直市長が提案説明する。今月開いた審査委員会が全会一致で推挙を決め、柴橋市長に答申した。

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 杉山氏は羽島郡笠松町出身。旧制中学の岐阜第一中(現岐阜高校)、国立岐阜農林専門学校(現岐阜大)を卒業後、岐阜タイムス社(現岐阜新聞社)に入社。1971年に岐阜日日新聞社(同)と岐阜放送の社長に就任し、2018年から岐阜新聞社最高顧問。

 国際交流では、中国、ブラジルなどとの交流にも努めた。県日本中国友好協会名誉会長を務め、岐阜市と「日中不再戦」の碑文を交換して友好都市提携を結ぶ中国・杭州市との友好関係の推進に取り組んできた。杭州市への訪問団にも参加し、現地メディアなどとの民間交流も進めた。

 ブラジルとの交流では、岐阜新聞社として南米移住者への取材班派遣や現地での花火大会開催、ブラジル岐阜県人会との交流にも尽力した。

 03年から県国際交流団体協議会長を務めており、1985~2007年には岐阜商工会議所副会頭、00~19年には表千家同門会県支部長、県公安委員長なども歴任した。

 審査委では、委員から国際交流への尽力、災害義援金の取り組みなど社会貢献活動を挙げて推挙する意見があった。

 岐阜市の名誉市民は1955年の制度創設以降で14人。元市長、元議員が計10人で、民間では4人。