石川県輪島市の朝市通り周辺で執り行われた、店舗兼住宅の再建に向けた地鎮祭=27日午前

 2024年の能登半島地震による大規模火災で焼失した石川県輪島市の朝市通り周辺で27日、店舗兼住宅の再建に向けた地鎮祭が執り行われた。地震発生から7月1日で2年半。一帯は更地になっており、建物ができるのは被災後初めて。

 再建されるのは「廣瀬屋漆器店」の店舗と家族の住宅。店主の妻廣瀬雅子さん(77)によると、大正時代から営業していた。「跡形もなく燃えて、鉄筋だけが地面に落ちていた」と振り返る。11月に完成予定で、娘と孫と暮らしながら店舗の再開を検討する。

 27日午前、地鎮祭には廣瀬さんの家族計5人が参加し、工事の安全を祈願した。雅子さんは「1日でも早く朝市のにぎわいが戻ってほしい」と話した。