2024年の能登半島地震で被災した石川県能登町で3日、県無形民俗文化財に指定されている「あばれ祭」が始まった。能登各地で秋にかけて開かれる風物詩「キリコ祭り」の先陣。灯籠「キリコ」は地震前と同規模の約40基が巡行し、町は熱気に包まれた。4日まで。
あばれ祭は江戸時代、京都から神様を招いて祭礼を始めたところ、疫病が収まり、住民がキリコを担いで詣でたのが始まりと言い伝えられている。荒々しい神様を喜ばせるため、みこしを海や火の中に投げ入れたり地面にたたきつけたりする。
午後2時、祭りの始まりを告げる花火の音が響き渡った。太鼓のおはやしに合わせて各地区のキリコが動き出し、担ぎ手は力強く声を上げた。







