【モスクワ共同】ロシア国防省は4日、ロシア側が3日に「制圧」を発表したウクライナ東部ドネツク州の要衝コンスタンチノフカへの砲撃停止をウクライナ側に提案した。モスクワ時間6日正午(日本時間同午後6時)から午後6時まで6時間で、ウクライナ軍の戦死者の遺体を引き渡すためとしている。

 ロシア国防省は5日正午までに回答するようウクライナ側に求めた。

 コンスタンチノフカはドネツク州北部にウクライナが築いた「要塞ベルト」の南端に位置する。ロシアメディアによると、昨年10月ごろから占領を目指すロシア軍と防衛するウクライナ軍の激しい戦闘が続いてきた。

 制圧が事実なら、ロシア軍にとっては要塞ベルトの北方に位置する同州の主要都市クラマトルスク、スラビャンスクへの進軍の足掛かりとなる。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、コンスタンチノフカの制圧を否定した上で、仮に占領したのであればロシアのプーチン大統領がコンスタンチノフカでの会談に応じ、戦争を終わらせる外交的な解決策を見いだすことに問題はないはずだと主張した。