米国―ベルギー 前半、パスを出す米国のバログン=シアトル(共同)

 【シアトル、ラスベガス共同】レッドカードでの出場停止処分が猶予されてピッチに立った地元米国のバログンに、大歓声とブーイングが入り交じった。6日、米シアトルで行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)の米国―ベルギー戦。処分見直しを求めてトランプ大統領が介入したことが表面化する中、サッカーファンは複雑な思いでピッチを見つめた。

 試合前のウオーミングアップでピッチに姿を現したバログンは、両手でスタンドをあおるようにして観客を盛り上げた。先発メンバーとして名前が読み上げられると、会場の大部分を埋めた米国サポーターからは大歓声。対するベルギーサポーターの中には、レッドカードを掲げて抗議の意思を示す人もいた。

 トランプ氏が処分の再検討を求めて電話した国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長も、スタンドで見守った。

 生中継を見た西部サンディエゴの消防士ジェイソン・メンドザさん(34)は、バログンへのレッドカードは不当だと感じていたといい「処分が見直されて良かった」。