少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は大垣西高校の秋場毅校長(57)です。西濃の進学校として知られる同校は改革に乗り出しています。▷文理混在クラス▷1年生の応用クラス廃止▷指定校推薦のある大学公開▷共通テスト全員受験の見直し-など新たな取り組みを重ねています。その狙いを聞きました。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
―大垣西高校の特色は。
「部活も勉強も一生懸命頑張れる学校を取り戻そう」と私は生徒たちに言っている。
昨年度本校に着任して、勉強も部活もどちらももっとできると感じた。授業でも教員と生徒たちの距離感があると感じた。部活も、試験前や試験期間中の土日に活動していることがあって、「今は勉強を頑張る」「今は部活」というようなメリハリがなかった。
―まずどんな手を打ったのか。
先生たちに「子どもたちにはまだまだ伸びしろがある」と呼びかけた。授業でも声を張って教えてくれるようになり、生徒たちもそれに応えて前のめりになってきている。
部活動は今年から、試験期間中や準備期間中は行わないことにした。その代わり、試験日を平日に連続するようにして、土日の部活動時間を確保した。当たり前のことと言えば当たり前だが、メリハリをしっかりつけられるようにした。
目指すのは勉強も部活も一体という意味の「文武不岐」だ。
―全国的に部活動は縮小傾向にあるが、「文武不岐」の狙いは。
勉強も部活も根っこは一つ。分かれるものではなく、部活に取り組む姿勢は学びにつながるし、逆も成り立つ。部活に入っていない生徒は課外での取り組みや家庭生活に置き換えてもいい。全てがつながっているということを今年1年かけて生徒たちに伝えていきたい。
―クラス編成の考え方を変えた。
大学入試は文系、理系で科目が違うので、普通はクラス編成も文系、理系と分ける。だが僕は分けたくない。今年の2年生から文系、理系混在のクラスにしている。
―どういうことか。...









