11月の米中間選挙で激戦が見込まれている東部メーン州の連邦上院選は与党共和党候補の現職スーザン・コリンズ氏(73)と野党民主党候補の急進左派トロイ・ジャクソン氏(58)が争う構図が固まった。民主党は当初の候補グラム・プラトナー氏が性的スキャンダルで撤退に追い込まれたが、議席奪還に向けて態勢の立て直しを急ぐ。
「われわれの運動は左派でも右派でもない。最下層から立ち上がっている」。ジャクソン氏が25日、メーン州バンゴーでの民主党候補指名大会で、物価高に苦しむ労働者階級に寄り添うと宣言すると、会場からは大きな歓声が上がった。
ジャクソン氏は党穏健派をエリート主義と批判し、6月の予備選で圧勝したプラトナー氏の路線を引き継ぐ。無党派層も取り込み、勢いを盛り返したい考えだが、州上院議員時代に同僚の女性議員にペットボトルを投げつけるなど気性の荒さが報じられ、不安が残る。
トランプ大統領は過去3度の大統領選で、メーン州ではいずれも敗北した。約30年にわたり議席を維持してきたコリンズ氏も盤石とは言えない。(バンゴー共同)




