少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は土岐商業高校(土岐市)の服部幸広校長(59)です。およそ80年にわたり地域内外の産業界に人材を輩出してきた伝統校では、2026年度から探究学習に重点を置いたカリキュラムが本格始動しました。生徒が自分たちのアイディアを基にプロジェクトを立ち上げ、自発的に活動しています。(岐阜新聞デジタル独自記事です)
土岐商業高校 所在地は土岐市土岐津町土岐口。1949年創立の県立全日制商業高校。2026年度の入学定員はビジネス科120、ビジネス情報科40の計160人。愛称は「ときしょう」
―特色は。
今年で創立78年目を迎える長い伝統があり、卒業生は幅広い分野で活躍している。地域に信頼される学校という自覚からか、生徒は自己肯定感が高く、非常に明るい学校という印象だ。学校を楽しいと感じている生徒が多いのではないだろうか。
商業高校というと、ビジネスマナーを厳しく教え込まれるとか、資格取得に向けた勉強が大変というイメージがあるかもしれないが、近年は教育の在り方が変わってきた。もちろん、ビジネスマナーを身に付けることは必要だが、押し付けるのではなく、なぜこういうマナーがあるのか、自分が社会で生きていく上で必要かどうかを考えさせることを大切にしている。
はっとり・ゆきひろ 関商工高教頭を経て、2024年度から現職。関市出身。専門教科は商業。
資格も一律に取得を強制するのではなく、自分の進路に何が必要かを考え、自分から勉強に向かえるような指導を行っている。
商業の学びの魅力は世の中を動かしている経済のしくみ、...









