KDDIは28日、報道機関や出版社など約30社と連携し、人工知能(AI)を使った新たなアプリの提供を始めたと発表した。利用者の質問に対して記事などを活用して出典を明示しながら回答するサービスで、情報の信頼性や専門性を高めた。出版社などは利用頻度に応じて収益が得られ、引用元をたどった読者との接点づくりも期待できるという。

 アプリ名は「Buffmee(バフミー)」。基本は無料で、課金すると限定コンテンツが利用可能となる。人気料理家のレシピや鉄道雑誌のデータの一括検索や、資格試験の演習問題の生成といった使い方ができる。

 将来的には、グルメ雑誌のバックナンバーから自宅の近所にある店だけを集めた記事を作成したり、引用した記事が掲載された雑誌や書籍を読めたりする機能の追加を検討している。

 共同通信社や産経新聞社、朝日新聞社のほか、オレンジページや資格試験の参考書を手がける翔泳社などが参加。約150のコンテンツを情報源とする。KDDIは今後も情報を提供する事業者の参加を呼びかける。