地震で煙突が折れる被害を受けた日本製紙八代工場=30日午前11時37分、熊本県八代市

 熊本県で起きた最大震度7の地震では、猛暑の中、重機や警察犬も投入して不明者の捜索を急いだ。爆発が起きた大型商業施設「イオンモール熊本」(嘉島町)には自衛隊、警察、消防が計数百人を動員。応援に入った福岡県警幹部は「一刻の猶予も許さないと危機感を持って救助に当たった」と述べた。

 福岡県警第1機動隊の平野俊幸レスキュー小隊長によると、イオン内部ではコンクリートがれきが散乱し、金属が絡まる「凄惨な状態」。外壁や天井が崩落している中、余震も続き「二次被害の危険性を感じながらの活動だった」とした。

 熊本県警によると、施設内をくまなく捜索する「ローラー作戦」を展開し、取り残されている人がいないか確認した。