【ワシントン共同】トランプ米大統領は7月31日、ウクライナに対する米国製防空システム「パトリオット」の迎撃ミサイルのライセンス生産容認について「私は同意していない。協議中だが、こうした技術を譲渡するのは難しい」と述べた。容認すると7月上旬に表明していたが、方針を転換した。首都ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで記者団に語った。
ウクライナはロシアによる弾道ミサイル攻撃にさらされる中で迎撃ミサイル不足に直面。被害が拡大しており、ライセンス生産が認められなければ痛手となる。ウクライナのゼレンスキー大統領は31日、パトリオットのミサイルの確保が「最優先事項だ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
トランプ氏は記者団に、パトリオットミサイルが高い性能を持つとして「誰かに製造させるには、非常に慎重でなければならない」と説明。ゼレンスキー氏が長射程の巡航ミサイル「トマホーク」の提供も求めているとした。その上で「起こるとは思わないが、技術を渡した相手が、いつか牙をむく可能性もある」と主張した。








