ゼロハーム株式会社
報告しやすい仕組みとAIによるリスク評価で回避可能な医療事故の減少を目指す

名古屋大学発ベンチャー認定企業であるゼロハーム株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長 南 尚人、星 剛史、以下「ゼロハーム社」)は「次世代型インシデントレポートシステムZeroharm(以下、「Zeroharm」)」を正式にリリースします。





Zeroharmは医療現場におけるインシデント報告の負担を軽減するとともに、集積された情報を迅速かつ効果的に分析し、患者安全活動に資することを目的としたクラウド型システムで、本システムは名古屋大学医学部附属病院における医療安全の研究と実践を基盤として開発され、ゼロハーム社が事業化を進めてきました。

【Zeroharmの主な特徴】

1.報告しやすさの追求
インシデントレポートを「反省文」にしないことを重視、また迅速なレポート作成のために自由記載を可能な限り減らした選択式を中心とした報告しやすい入力画面を採用しています。この入力画面は、転倒・転落、薬剤、手術、医療機器などのインシデントの種類に応じて必要な選択項目が表示されるため、短時間(平均報告時間は3-4分)で必要な情報を記録出来ます。さらに匿名での報告にも対応していますので、発見者や当事者が心理的な負担を感じにくく、インシデント報告をしやすい環境づくりを支援します。

2.管理業務の効率化
報告されたインシデントについて、検索、集計、分類、グラフ作成などを数秒で行うことが出来ます。部署別、病棟別、診療科別、職種別、インシデントの種類別など、さまざまな条件による絞り込みに対応し、医療安全管理者が必要な情報を迅速に確認できる環境を提供します。入力済みの情報を蓄積するだけでなく、改善活動に活用可能な形で可視化することで、患者安全管理者の業務負担軽減を目指します。

3.スマートフォンにも対応したクラウドシステム
Zeroharmはクラウドを採用しており、院内のパソコンだけでなく、スマートフォンなどからも入力が可能です。これまでに起こっていた報告用端末の順番待ちのような報告者の負担や無駄な時間を減らし、インシデントを発見した時点で速やかに報告できる環境を準備していますので、レポートの入力時間と質の両方の向上が見込まれます。

4.名古屋大学の特許技術を活用したリスク量測定AIの搭載
Zeroharmの大きな特徴の一つは、インシデントレポートをAIが数値評価する機能です。名古屋大学に蓄積された約10年間、約12万件のインシデントレポートと、医療従事者や法律専門家による評価をもとに、入力されたレポートの重症度や過失性などを分析して、独自の「リスク値」として数値化を行います。このリスク値によって単純な報告件数だけでは把握しにくかったリスクの変化を、診療科、部署、病棟、職種などの単位で確認出来ます。例えば、特定の部署でリスク値が上昇しているような場合には、重大事故に至る前の兆候として早期に把握出来、また人材教育や業務改善、人員配置の見直しなどに有益です。

5.AIレポート作成支援、音声入力対応
ZeroharmではAIのレポート作成支援が出来るので、文章の要約や添削、AIとチャットをしながらのレポート作成、影響度レベルの自動判定が可能です。また音声入力にも対応していますので、隙間時間でのレポート報告が出来、報告し忘れを防げます。

6.病院間でのレポート共有、病院独自のレポートを作成
Zeroharmを導入している病院間でレポートを送受信、管理が可能です。またZeroharmは院内サーバーの構築を必要としないため、導入時の初期負担が少ないのも特徴です。加えて、インシデントレポートの他に、病院独自のレポートをZeroharmで作成することが出来ます。

Zeroharmは正式リリース後も継続的に機能を拡充していきます。ゼロハーム社は今回の正式リリースを完成地点ではなく、医療現場とともに進化していくための出発点と位置づけています。クラウドサービスの特性を生かし、利用する医療機関や医療安全管理者、現場の医療従事者から寄せられた意見を反映しながら、継続的な機能改善とアップデートを行っていきます。現在、以下のような機能の開発や検討を進めています。

■グループ病院間の安全管理
■地域単位での医療安全ネットワークの連携
■在宅医療・訪問看護・介護分野への展開
■他社システムとの連携

代表取締役・星 剛史のコメント
「医療事故は、患者さんやご家族はもちろん、その医療に関わった医療従事者にも大きな悲しみを残します。すべての医療事故をなくすことは簡単ではありませんが、回避することができた事故を一件でも減らしていくことは、私たちが挑戦し続けなければならない課題です。インシデントレポートは、誰かを責めるためのものではなく、現場で起きていることを知り、次の事故を防ぐための大切な情報です。
Zeroharmは、報告する人にとって使いやすく、医療安全を管理する人にとって活用しやすいシステムを目指して開発してきました。正式リリース後も、医療現場の皆さまからご意見をいただきながら、継続的に進化させていきます。医療における安全と信頼の新しいスタンダードを、全国の医療従事者の皆さまと一緒につくっていきたいと考えています。」

今後とも進化し続けるZeroharmにご期待ください。

【ゼロハーム株式会社概要】
会社名:ゼロハーム株式会社(名古屋大学発ベンチャー認定企業)
所在地:〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄5丁目26-39 GS栄ビル3F
代表者:南 尚人、星 剛史
事業内容:『社会叡智を結集し、医療における回避可能な危害を無くす』をミッションとして、名古屋大学病院が独自に開発したシステムに当社のクラウド技術を駆使して実現した次世代型インシデントレポートシステムの開発、販売、運用。
U R L:https://zeroharm.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
製品について:ゼロハーム株式会社
E-mail: info@zeoharm.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ