全般気象解説情報(台風第24号)(第9報)
2026年9月5日5時37分
気象庁発表
鹿児島県にレベル5土砂災害特別警報を発表しています。鹿児島県では、これまでに経験したことがないような大雨となっている所があります。5日昼前にかけて、土砂災害に最大級の警戒をしてください。引き続き、5日昼前にかけて、九州南部・奄美地方では、線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。台風第24号や前線の影響により、西日本では5日は土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水や氾濫に警戒してください。また、6日から7日にかけては東日本から西日本の太平洋側を中心に再び大雨となるおそれがあります。
台風第24号は、5日3時には久米島の北約270キロにあって、1時間におよそ10キロの速さで南南西へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。 鹿児島県にレベル5土砂災害特別警報を発表しています。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当します。 台風第24号は、6日にかけて南西諸島付近を南下し、8日頃にかけて南西諸島近海をゆっくり北上する見込みです。また、日本の南にある熱帯低気圧が北上しており、7日にかけて四国沖に達する見込みです。本州の南岸付近に停滞している前線は6日から7日にかけてゆっくり北上するでしょう。台風や熱帯低気圧周辺からの暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込むため、東日本から西日本の太平洋側を中心に、引き続き大気の状態が非常に不安定となり、局地的に雷を伴い非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。台風や熱帯低気圧の進路、前線の動向によっては9日頃にかけても大雨が続き、東日本から西日本の太平洋側を中心に総雨量が多くなる可能性があります。
[雨の予想]
5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 80ミリ
東海地方 100ミリ
近畿地方 80ミリ
九州南部 200ミリ
奄美地方 180ミリ
沖縄地方 80ミリ
その後、6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 200ミリ
東海地方 200ミリ
近畿地方 200ミリ
九州南部 200ミリ
四国地方 200ミリ
その後、7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方 150ミリ
東海地方 200ミリ
近畿地方 200ミリ
九州南部 80ミリ
四国地方 150ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。
[風の予想]
台風の影響で、沖縄地方や奄美地方や九州南部では、強い風が吹くでしょう。
5日から7日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
九州南部 15メートル(25メートル)
奄美地方 17メートル(30メートル)
沖縄地方 17メートル(25メートル)
[波の予想]
台風の影響で、沖縄地方、奄美地方や九州南部では、波がうねりを伴って高くなりしけるでしょう。
5日から7日にかけて予想される波の高さ
九州南部 4メートル うねりを伴う
奄美地方 4メートル うねりを伴う
沖縄地方 4メートル うねりを伴う
[防災事項]
鹿児島県では、土砂災害に最大級の警戒をしてください。引き続き、5日昼前にかけて、九州南部・奄美地方では、線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれがあります。 西日本では5日は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。西日本から東日本では9日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、南西諸島、西日本では6日にかけて、強風やうねりを伴う高波にも注意してください。 落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。 次の「全般気象解説情報(台風第24号)」は、5日17時頃に発表する予定です。





