東京都内で講演する木原官房長官=10日午後

 木原稔官房長官は10日、東京都内の講演で、内閣改造・自民党役員人事に関し、高市早苗首相(自民総裁)が政策本位で人選するとの基本方針を明らかにした。所属議員に党や内閣での希望役職を尋ねたアンケートを首相は重視しているとした上で「判断基準は政策だ。何をやりたいのかしっかりと書いている人は、当選回数にかかわらず副大臣や閣僚にする」と述べた。

 一方、消費税減税を柱とする税制改正大綱が15日に閣議決定される見通しとなった。これにより、16日に党役員人事、17日に内閣改造を行う日程が固まった。副大臣・政務官人事は18日に行われる方向だ。

 首相は10日、自民の麻生太郎副総裁と9日に続いて官邸で会談。人事を巡り協議したもようだ。

 木原氏は講演で、歴代内閣は女性活躍を推進するため、政務三役に一定程度、女性が入るよう配慮してきたと指摘。一方、首相はそうした観点ではなく「実力主義、政策本位で選んでいる」と話した。アンケートを重視する理由については、これまで希望をまとめていた派閥の多くがなくなったことも挙げた。