永平寺の参道を歩く僧侶=11日午後、福井県永平寺町

 曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)で11日、5月に98歳で死去した前貫首南沢道人氏の本葬儀と、新貫首羽仁素道氏(92)の就任儀式に当たる晋山式を併せて執り行う慶弔会が営まれた。慶弔会の開催は2008年以来、18年ぶり。

 午前9時から法堂で始まった本葬儀には、中国や韓国、フランス、イタリアからを含む約千人が参列。僧侶が位牌や生前使用していた修行道具などを手に祭壇前を回り、参列者が読経した。

 羽仁新貫首は朱塗りの傘に紫色の特別の法衣をまとって参道に現れた。約50人を引き連れ、こしに乗って山門に進み、法堂で弟子らと修行で大切なことについて禅問答を行い、集まった人たちに感謝の言葉を述べた。