愛知・名古屋アジア大会のバレーボール女子1次リーグで16日、8月に大規模土石流で深刻な被害が出たネパールの代表チームが日本と対戦、同国選手団のうち今大会初戦に挑んだ。格上相手に完敗したが、被災地域出身で親族を亡くしたというバンダリ・ウシャは「日本と戦うのが夢だった。全力を尽くして幸せだ」と語った。
16日は中国との国境付近で土石流が発生してから3週間。両国で計1400人を超える死者の大半がネパール側で確認され、同国政府は国内の総被害額が約18億ドル(約2790億円)に上るとみている。
バレーボール女子の世界ランキング69位のネパールは、1次リーグで同6位の日本、53位のインドネシアと競う。ネパール人の仲間5人と応援に駆け付けた東京都練馬区の自営業バンダリ・ビジャイさん(47)は、知り合いが土石流で行方不明になっているといい「心配だ」と吐露。「日本は強いが、勝てるよう応援で選手をサポートしたい」と話した。
ネパールメディアによると、今大会には21競技の計135選手を派遣予定。空手やカバディでメダル獲得が期待される。(共同)






