日本維新の会から初入閣したのは前幹事長の中司宏氏で、規制改革担当相に就いた。出身地の大阪で長年、地方政治の現場に身を投じてきた70歳。「維新は改革をするために生まれた政党。改革をやり遂げたい」と静かに抱負を語った。
17日午前、東京・永田町の議員会館にいた中司氏は、入閣連絡を待つ心境を記者団に問われると、いつも通りを強調するように「平常心、平常心」と答えた。昼過ぎに電話を受けて官邸に向かう際も、落ち着いた表情は変わらなかった。
元産経新聞記者で、1987年に自民党公認で大阪府議に初当選。同府枚方市長に転じて4期目の2007年、市の清掃工場建設を巡る談合容疑で大阪地検特捜部に逮捕され、辞職した。公判で無罪を主張したが、有罪判決が確定。閣僚任命後の官邸での取材には「過去も踏まえての任命だと捉えている。迷惑をかけないよう頑張りたい」と語った。
無所属で出馬した15年の府議選で政界復帰。維新に移り、21年衆院選で初当選を果たし、以降3期連続で当選している。









