【ニューヨーク共同】国連のグテレス事務総長は22日、国連総会一般討論の冒頭で演説した。急速に発展する人工知能(AI)のリスクは全人類に影響を及ぼすとし、それに対応するためには「世界的な協調が不可欠だ」と訴えた。中東地域の紛争やロシアによるウクライナ侵攻が続く中、外交を通じた紛争収束を各国首脳に呼びかけた。
中東情勢を巡り、グテレス氏は米イランの戦闘やイエメン情勢などを念頭に「紛争が連鎖的に広がっている」と危機感を示し「戦闘をやめるべきだ」と強調した。パレスチナ自治区の「壊滅的な状況」も看過してはならないとし、イスラエルによるヨルダン川西岸での入植地拡大を批判した。
今年末で2期10年の任期を終えるグテレス氏にとり最後の一般討論での演説。退任後も「国連憲章の価値を守るため声を上げ続ける」と述べた。
一般討論は28日まで。約120カ国の元首・首脳が演説する。高市早苗首相は22日午後(日本時間23日午前)に登壇。






