米水爆実験で被ばくしたマグロ漁船「第五福竜丸」元乗組員大石又七さん=2021年に87歳で死去=が代表を務めた「築地にマグロ塚を作る会」は23日、東京都内で総会を開いた。漁業被害を伝える石碑「マグロ塚」について、現在設置されている都立第五福竜丸展示館(江東区)脇の公園内から築地への移設を求めてきたが、困難と判断。現在の場所で保存し、都に寄贈する方向で協議することを決めた。

 作る会によると、廃棄を余儀なくされたマグロの一部は旧築地市場の片隅に埋められた。核兵器の恐ろしさと乗組員の苦しみを伝えようと、全国からの募金で石碑を建立。2000年、暫定的な措置として展示館脇に設置した。