旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題を巡り、元ジャニーズJr.と主張する男性が、故ジャニー喜多川氏からの性被害を申告したにもかかわらず対応を放置されたとして、スマイル社に900万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、性加害があったことを示す証拠はないとして、請求を棄却した。

 訴えによると、男性は1993年にジャニーズJr.のオーディションに参加し、番組の収録を見学するという形で活動に加わるようになった。その際、喜多川氏にトイレに連れて行かれ、性被害を受けたとしている。

 中野琢郎裁判長は、番組の収録に参加していたとする男性の主張を裏付ける客観的証拠はないと指摘した。