ワシントンのホワイトハウスで会談するトランプ米大統領(右)と中国の習近平国家主席=24日(AP=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は24日、ホワイトハウスで会談した。中国国営通信新華社によると、習氏は人工知能(AI)を巡って米中が「競争し、協力もできる」と表明。トランプ氏も協力を強化するべきだとの認識を示し、対話を続ける考えで一致した。

 米中双方でAI開発が急速に進む中、AIが暴走して人類を滅ぼしかねないとの懸念が高まっている。習氏は安全性を確保するため「人類がAI技術を管理し続けなければならない」と訴えた。

 習氏は、米国による台湾への武器売却を念頭に「台湾独立に反対する正しい立場を堅持し、慎重に対応する」よう求めて、トランプ政権をけん制した。

 米国とイランの戦闘を巡り、双方が「対話で問題を解決する道に早く戻ることを望む」と述べた。

 習氏は5月の北京での首脳会談で合意した「建設的戦略安定関係」が「両国が正しい道を進む上で重要な一歩だ」と語った。トランプ氏は会談後、記者団に「素晴らしい会談だった」と述べた。