第20回アジア競技大会は4日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで閉会式が行われ、愛知県を中心に5都府県を舞台に16日間に及んだアジア最大のスポーツの祭典が幕を閉じた。自国開催で全43競技に932選手がエントリーした日本は、ともに史上最多となる金メダル83個、メダル総数269個を記録。過去最高の成績を残し、2028年ロサンゼルス五輪へ弾みをつけた。
運営面では国歌の取り違えやバスの手配ミスなどトラブルが相次いだ。日本が将来の五輪招致を視野に入れる中で、国際総合スポーツ大会の運営に課題が残った。一部会場では空席も目立った。
「ワンアジア」をテーマにした閉会式は、競泳男子の大橋信(17)=枚方SS=が日本選手団の旗手を務めた。大会旗は、大会組織委員会会長の大村秀章・愛知県知事らが次回30年大会の開催地ドーハ(カタール)に引き渡した。秋篠宮ご夫妻が出席され、愛知県出身で大会アンバサダーの俳優、松平健さん(72)も登場して盛り上げた。
原則4年に1度の夏季大会の国内開催は1958年の東京、94年の広島に続き、32年ぶり3度目だった。45カ国・地域から1万5千人を超える選手団が集結。日本と国交のない北朝鮮、米国などと交戦中のイランも参加。アジア大会特有のセパタクロー、eスポーツは日本勢の活躍で脚光を浴びた。
日本初開催となるアジアパラ大会は18日に開幕する。
愛知・名古屋アジア大会の閉会式で入場行進する日本選手団=4日午後6時29分、名古屋市瑞穂区、パロマ瑞穂スタジアム(撮影・堀尚人)
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