【パリ共同】フランス各地で6日、教員増や校舎の改善を求める高校生らの学校封鎖に連帯する大規模デモが行われた。大学生や主要労組も参加し、内務省によると25万人以上が参加した。パリ中心部では5万6千人が行進し、一部が警官隊に石や路上のごみ箱、発煙筒を投げつけ衝突。警官隊は催涙弾を発射した。警察は全土で計488人を拘束した。
国民教育省によると、封鎖などの影響で6日、一部でも授業を取りやめた高校は全国約3700校の約4分の1に当たる計891校に上った。
ジェフレ国民教育相は地元メディアで「高校生によるデモは民主主義にとって健全だ」と指摘し「要求について対応している」と述べたが、高校生団体は「高校生の怒りに対し、何ら政治的な回答がない」として抗議運動を続ける方針を示した。
高校封鎖は9月、パリ近郊から始まった。これまでに生徒200人以上が負傷。警官隊との衝突もあり、片手を失うなど重傷を負った生徒もいるが、ヌニェス内相は今月6日、警察の対応はおおむね過剰ではないと強調した。




