【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領に近いオリガルヒ(新興財閥)のクレムレフ氏は6日、トランプ米大統領の長男ジュニア氏が5月にバハマで開いた結婚式後の祝賀会のために負担した費用について「返金を受けた」と述べた。タス通信が伝えた。

 米調査報道ニュースサイト「プロパブリカ」は9月、クレムレフ氏が数十万ドル(数千万円)を負担したと報道。米国と敵対関係にあるロシアとトランプ家との密接な関係を示すものとして物議を醸していた。

 タスによると、クレムレフ氏は、ジュニア氏を「スポーツを通じた友人」と説明。負担金を巡り「贈り物ではない。同じイベントに参加しただけだ」と述べ、見返りを求めたことはないと説明した。

 プロパブリカによると両氏は最近知り合い、ボクシングやアウトドアなど共通の趣味で仲を深めた。クレムレフ氏が会長を務める国際ボクシング協会(IBA)関連団体が、バハマの島の貸し切り費用などを支払った。

 ウクライナ政府は、プーチン氏やロシアの治安機関との関係を理由にクレムレフ氏に制裁を科している。