近畿2府4県の倒産 上半期(4〜9月)

 東京商工リサーチが7日発表した近畿2府4県の2026年度上半期(4〜9月)の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同期比3・2%増の1377件だった。円安や中東情勢の緊迫化に伴う原油高を背景に5期連続で増加した。

 負債総額は2・1倍の2651億円だった。クレジットカード決済代行の全東信(大阪市)の倒産が全体を押し上げた。

 産業別では、建設業が6・1%増の260件。資材高騰が影響し、上半期として過去10年で最多だった。物流コストの上昇が重荷となり、卸売業は19・7%増の170件となった。

 併せて発表した近畿の9月倒産件数は、前年同月比6・7%減の235件、負債総額は11・9%減の235億円だった。