高市早苗首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が8日、参院本会議で行われた。首相は簗和生農相による自治体の道路予算削減発言に関し「私自身、不適切だと考えたので厳しく注意した」とした上で「しっかりと説明した上で職責を全うしてほしい」と続投させる意向を表明した。立憲民主党の田名部匡代幹事長は「予算を政治的な報復に用いようとした姿勢は到底許されない」と批判し、首相の任命責任を追及した。
簗氏は参院本会議で、自らの発言について「事実と異なる発言をしてしまった。私の不徳によるもので不適切だった」とした上で「自らを律し、職務の遂行に全力を尽くす」と重ねて辞任を否定した。
首相は、飲食料品の消費税率引き下げと所得連動型給付制度の財源に関し、市場の信認を得られるよう赤字国債に頼らず、歳出・歳入両面の見直しにより確保すると強調し「社会保障財源に穴があくことにはならない」と説明した。
簗氏は衆院選で自身を応援しなかった首長がいる自治体への道路予算を大幅にカットしたと発言。5日に撤回し、謝罪した。










