豊田通商は8日、ヒグマが出没した際の住民の安全確保に向けて、ドローンの巡回監視や人工知能(AI)によるクマ検知の技術を北海道上砂川町で報道陣に公開した。実証を重ねて2030年ごろまでに同町で導入したい考えで、全国展開も目指す。
公開した実証では、過去にヒグマが出没した山間部の上空をドローンが約30分間、約4・5キロ飛行した。カメラに搭載された温度センサーで動物の熱源を検知。空撮した映像には、シカやキツネとみられる動物が確認された。
同社は、ヒグマが出没する前の予防巡回や、出没時の住民への注意喚起など速やかな初動対応に生かせるとしている。実証を踏まえ、自治体向けのドローン運用指針を作成する予定。










