四大公害病の一つで、富山県を流れる神通川流域で発生したイタイイタイ病の被害者団体が拠点としてきた施設「清流会館」(富山市)の資料展示室が30年ぶりにリニューアルされ、10日に記念式典が開かれた。被害者の視点から見た公害訴訟や住民運動の歩みを伝える展示を拡充し、苦闘の歴史を次世代に継承する。
1966年11月結成の被害者団体「イタイイタイ病対策協議会」の60年と、開館50年の節目に合わせて刷新。式典で江添良作会長(77)は「被害住民の目線で、後世にイ病の教訓をしっかり伝えたい」とあいさつし、地元の小学生らとテープカットした。




